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自宅の全自動洗濯機の買い換え時期が迫ってきました。
水位を満量状態でつけ置きし、しばらくすると5センチ程水位が下がります。また、何度か洗濯開始時に水が溜まらない(そのまま排出されてしまう)こともありました。おそらく、洗濯槽下のバルブ(電磁弁)のシール劣化、あるいはシール部の変形が原因でしょう。そうは云ってもこれは製品クレームではありません。
この洗濯機は、シャープ製で1995年2月に発売されたモデルです。もう18年も使い続けた非常に優秀な洗濯機です。1日1~2回の洗濯をしていますので、優に6500回は越えているでしょう。全自動による1回の洗濯では5~6回のバルブ開閉がありますから、この電磁弁はトータルで4万回程度の作動回数になります。一般的に電磁弁は10万回以上の耐久性がありますので、今回はソレノイドの可動部摩耗による劣化ではなく、シール部周辺が原因であると疑っているのはそんな理由からです。
さて、洗濯機の買い換えにあたってどんなことを考えるでしょうか。
今や洗濯機は技術的にも成熟した製品ですから、基本性能における違いは国内大手メーカーであればないと考えています。機能面では、省エネと節水のランニングコストについて、意外と悩まされる洗濯槽の黒カビへの対策、静かなDDモーター採用、そしてすぐに使えるシンプルな操作は私にとって重要な選択基準になります。
そして、製品品質とアフターサービスは、複数の候補からメーカーや型式を選ぶ上では重要になります。ここは今までの自身の経験を考えに入れるのではないでしょうか。もちろん、市場での評判も今は簡単にネットで入手できますから、最終的なモデル決定に反映するでしょう。
価格.comでの売れ筋ランキング(2013年10月24日現在)によると、1位と2位は日立、3位と4位に東芝、5位にシャープが入っています。同じく満足度ランキングでは、1位に東芝、2位と4位にシャープ、3位に日立、5位にパナソニックの商品が入っています。このように最新のユーザー評価情報は、購入後の後悔を減らす意味でも非常に参考になるでしょう。そして、ここでは価格情報も知ることが出来ますので、予算の枠も決めやすいと思います。
私の中では、18年間も働き続けた洗濯機から、シャープの評価は高くなっています。一方、今年7月にシャープは洗濯機のリコール届けを出して対応を行っています。ここは製品品質のマイナス点にはなりますが、問題を公にする真摯なサービス対応の姿勢は、日本人好みかも知れません。
いずれにしても、消費税が上がる前までに買い換えることは間違えありません。また、年末商戦に向けた価格の値引きも購入時期を誘うと思います。
突然の故障により慌てての買い換えとならないように、もうしばらく今の洗濯機には頑張ってもらえるように大事にしたいと思っています。